映画『検察側の罪人』に関する備忘録

全国東宝系にて2018/08/24公開予定

2017/05/03 映画化発表

2017/05/03 スポーツ紙にて解禁発表

 

木村拓哉 コメント

原田監督作品に参加出来る事に、とても興奮しています。二宮、他キャストのみなさんと撮影現場を思い切り楽しみたいと思います。

二宮和也 コメント

どうにかなってしまいそうな気持ちを努めて冷静に、また客観的に見ているという状態です。原田監督の論法に、そして木村さんの全てに身を委ねてきます。行ってきます。

原田眞人 コメント

検察側の罪人」は、2人の検事の、それぞれの正義を追い求める葛藤に、アメリカン・ハードボイルドの味わいがあるし、脇役にもゾクッと来るグッド・バッド・ガイがいる。コーエン兄弟の「ノーカントリー」とか「ミラーズ・クロッシング」にも通じる。その世界観にぴったりはまるのは木村拓哉だ、と思った。ボクは、出番は少なかったけど「2046」の木村さんが好きでね、いつか一緒にフィルム・ノアールをやりたいと思っていた。二宮君は「硫黄島からの手紙」以来、ずっと狙ってた。特に犯罪映画というイメージはなかったけど、今回の若手検事沖野は彼のために書かれたような役。声がいいし。だから原作はずっとふたりのイメージで読んだ。実現するとは思ってもみなかったけど快諾をもらい、日本が誇るトップスターふたりの競演が実現しました。犯罪映画の血脈は主役の声質。見せるよりも聞かせることを心がけなくちゃいけない。原作にある上質な台詞に、コーエン映画的な磨きをかけて、ふたりに贈ります。2人の対決も見せ場。クセのある脇役をずらっと並べて2人にぶつけるのも見せ場。犯罪を通して見えて来る人間性のパズルの、ど真ん中のピースをふたりが生きてくれるわけで、リハーサルがとても愉しみです。おそらく、怒鳴り声の響かない、監督いつもニコニコの現場になると思います。

 

 

<参照記事>

 



タカハタ監督による演出ではないが共演が叶った

※久利生(HERO演者:木村拓哉)/春(赤めだか演者:二宮和也)